路上屋台チェー屋のおばちゃんたちのもつアルミ缶をいつも素敵と思っていた。
華奢で、すんなりとしている缶。フタにかろうじて、読めるguigozと・・。
シロップや、ココナッツミルクを入れてある。
あの缶はどこで・・。
これを売ってくれないか、と言ってみようか--でも商売に使っているものだし--
ある日、料理教室で先生と話していたとら、昔の話しになった。
戦後大変だった時期、米は配給で少ししかなかったらしい。
当時の先生は学生で、食いっぷりのよい時期。
アルミ缶に炊いたご飯とさつまいもやキャッサバ芋などを茹でて角切りにしたものを入れてふたをして振って学校のお弁当に持っていっていたという。
その缶が、まさしく今も健在の
guigozブランド(サイトかわいい!)の物だったという。
粉ミルクの缶だったとは。
--昔は、本当に多かったのよ。今でも売っているのかしらねぇ・・
と先生の言っていた言葉が耳に残って離れず数日が過ぎた。
ハイバーチュンとおりの市場近くを歩いていたら、いつもは前を通り過ぎる古物売りのおばあちゃんのところに、なんとguigozの缶が3つ!それにしても、サイゴンの人たちは物持ちがいい。
これは、何かの縁、と思いすかさず購入。1つはあまりに悪くなっていたため2つ購入した。
最初の言い値は1つ15000ドンだったが、2つで25000ドンに。

安い買い物か、高い買い物か。